八名地区に伝わる昔話です。あなたの地元にも今まで知らなかった昔話が伝えられてきたことが分かりますよ。
八名井地区
山んば(大おんばばあ)
旗頭山
(
はたがしらやま
)
の岩の上には,巨人の
足跡
(
あしあと
)
に似たへこみがある。これは,昔,このあたりに住んでいた山んばが,ある日,
髪
(
かみ
)
を洗おうと,片足をその石に,片方の足は豊川をまたいで本宮山にかけた。そのときできた足跡がそれだという。
また,髪を洗おうとしたというのじゃなくて,そのとき小便をしてできたのが豊川だというふうにもいわれている。