八名地区に伝わる昔話です。あなたの地元にも今まで知らなかった昔話が伝えられてきたことが分かりますよ。
   
 八名の昔話
   
中宇利地区
 
   (はち) (まん) 神 社  

 今の八幡(はちまん)神社は、中宇利の中ほどにある、ちょっとした岡に、南に面してありますが、昔は、福津(ふくづ)川をさかのぼった山の中腹にあったそうです。
 今でもそこを八幡平(はちまんだいら)とよんでいますが、ここから今のお(やしろ)にご神体を移すとき、山を下って、下の道に出るあたりでちょっとひと休みしたそうです。そういうところから、こしかけ岩と名づけられた石があります。この石にさわるとバチがあたるということです。