年 中 行 事
 

歳旦祭(さいたんさい)   

開催期日  1月1日

   年の初めに平和と安全を祈るお祭りです。歳とは年,旦とは日の出を意味し,元旦の早朝に行われる祭りで,年頭にあたり,一年の無事,平安を祈るお祭りです。

 
     

  例祭(れいさい)   春季祭礼

          
    開催期日  3月中旬の土曜日(宵祭)
                日曜日(本祭)


   神社で行われる最も重要で盛大なお祭りです。年に1回(神社によっては年2回)行われる祭典で,一般に例大祭ともいわれます。例祭では,神様の御神徳(ごしんとく)を称え,皇室の安泰,氏子,崇敬者(すうけいしゃ)の繁栄,五穀豊穣(ごこくほうじょう)などが祈られます。祈年祭(きねんさい)新嘗祭(にいなめさい)とともに三大祭りの一つに定められています。

    例祭の期日は,神社によってそれぞれ異なり,車神社では,3月23日(宵祭),3月24日(本祭)に行われていました。現在は3月の第3土曜日,日曜日に実施されています。昔は,境内で芝居やカラオケ等,厄年や祭り青年の餅投げが奉納されていましたが,現在は舞姫による豊栄の舞,厄年,祭り青年の餅投げの奉納となっています。  

       豊栄の舞の動画はこちらから 

しばらくお待ちください    

新田祭 祈年祭(きねんさい)

                   開催期日  4月初旬 

   祈年祭の「年」は,稲の稔りの意味で,古来(こらい)年のはじめにあたって,穀物の豊穣(ほうじょう)を祈るとともに,国の安泰を祈る祭りでした。収穫の秋に,豊かに稔った新穀(しんこく)を神前に供え,神様の恵みに感謝する新嘗祭(にいなめさい)と対をなすお祭りです。

  日本の国は,稲作を中心とする農業をもとに栄え,神社のお祭りもこの稲作を中心とする五穀豊穣(ごこくほうじょう)が祈願されてきました。さらに,諸産業の繁栄を祈る祭りとして今日に至っています。

     

大祓祭(おおはらえさい)    

開催期日 6月下旬  

    年に2回の心身の大そうじ。知らず知らずに犯した罪や過ち,心身の(けが)れをはらい清める神事で「大祓(おおはらえ)」といいます。

   6月の大祓を夏越祓(なごしのはらえ)または水無月祓(みなづきのはらえ)とも言います。夏越祓では,()()くぐりが広く行われる。これは蘇民将来(そみんしょうらい)無塔神(むとうのかみ)に一夜の宿を提供したところ,「もしも,後世に疫病(えきびょう)がはやったならば,蘇民将来の子孫であると言って茅の輪を腰に付けなさい」と言われ,その通りにして疫病をまぬがれることができたという神話に基づくものです。

 

例祭(れいさい) 秋季祭礼

        開催期日  10月下旬土曜日(宵祭)
             日曜日(本祭)

   神社で行われる重要なお祭りで,一般に例大祭ともいわれます。例祭では,神様の御神徳(ごしんとく)(たた)え,皇室の安泰,氏子,崇敬者(すうけいしゃ)の繁栄,五穀豊穣(ごこくほうじょう)などが祈られます。 
 祈年祭(きねんさい)新嘗祭(にいなめさい)とともに三大祭りの一つに定められています。

   例祭の期日は,神社によってそれぞれ異なります。車神社では,10月15日(宵祭),16日(本祭)に行われていました。現在は,10月の第3土曜日,日曜日に実施されています。

 
 


新嘗祭(にいなめさい)
   

開催期日  11月中旬

   11月23日(古くは11月の第2の()の日)に宮中および全国の神社で行われる収穫感謝のお祭りです。新嘗(にいなめ)とは,「新饗(にいあえ)」の意味で,「新」は新穀(しんこく),「(あえ)」はご馳走(ちそう)を意味します。

   春の初めに祈年祭を行い五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)を祈るのに対し,収穫の秋に豊かに稔った新穀(しんこく)を神前に供え,神様の恵みに感謝するのが新嘗祭(にいなめさい)です。全国の神社では,新穀感謝と諸産業発展の感謝も(あわ)せて祈られます。

 
 

大祓祭(おおはらえさい) 

開催期日 12月30日 

   年に2回の心身の大そうじ。知らず知らずに犯した罪や過ち,心身の(けが)れをはらい清める神事で「大祓(おおはらえ)」といいます。
 12月の大祓を年越祓(としこしのはらえ)または師走祓(しわすのはらえ)といい,その年の下半期の罪や(けが)れを(はら)い清め,清浄な心身で正月を迎えるために行います。       
 大祓では,「人形(ひとがた)」(紙を人の形に切り抜いたもの)を用いて,身体を()で,息を吹きかけ,自分の罪・穢れを移して,海や川に流し,我が身の代わりに清めてもらいます。
        
 お祓いとは,神道(しんとう)の精神である清浄な心身を回復し,神様の御心に近づく大切な行事。車神社では,古いお札やお守りを納め,ご祈祷(きとう)後に焼却することを併せて行います。