八名地区にある神社の一覧です。詳しい説明は,少しずつ書き加えていく予定です。
八名地区の神社一覧  
      
                                           「新城市内のお宮とお寺」より(新城市資料室:平成25年発行)

社 名 等級 鎮座地 祭 神 由            緒
1 天 神 社 15 中宇利 菅原道真  創建不明。明治4年公布によって廃却のところ,明治 11年据置公許。
2 唐 土(からつち) 神 社 15 小 畑 唐土御前(からつちごぜん)  創建は寛文3年(1663)と伝えるが,境内社神明社の創立は天正元年
 (1573)。明治5年,
村社。                         
3 庭 野 神 社 12 庭 野 大 室 神(おおむろのかみ)  創建不明。往古は国津天神と称した。明治5年,村社。 
 昭和5年,祭神不詳を大室神に決定。
4 摩訶戸(まかど)神社 12 一鍬田 保 食 神(うけもちのかみ)  創建は不明。明治5年,村社。 
5 車 神 社 11 富 岡 日本武尊(やまとたけるのみこと)  創建不明。明治5年,村社。昭和6年,社務所新築。
6 愛 宕(あたご) 社 15 富 岡 火産霊命(ほむすびのみこと)  創建不明。明治6年,据置公許。大正12年拝殿改築。
7 日 吉 神 社 15 富 岡 大山昨命(おおやまくいのみこと)  創建は元和4年(1618)という。明治6年5月,据置公許。
 大正9年,鳥居を建立。
8 (かまど) 神 社 15 富 岡  奥津比古命
 奥津比売命
 火産霊命
 安永6年(1777),野火により山林火災となり,社殿烏有に帰す。
 同年9月に再建。明治5年,額田県の御達に一村みな車神社の氏子となり,
 同年6月廃却。同15年,再興公許。同16年,拝殿を改築。
9 諏 訪 神 社 13 黒 田  建御名方命
 仁徳天王
 八柱之命
 「三河国内神名帳」に従五位上,黒田天神とあるを諏訪神社と改称したこと,
 また合祀の経由についても明らかでない。明治5年10月,
村社
10 八名井神社 13 八名井   菅原道真
  大国主神
  事代主神
  仲津彦尊
  大山衹神
  大山昨神
  仲津姫尊
  少彦名神
  倭 建 神
  素戔鳴尊
 創建不明。天神社と称し,八名井の産土神として崇敬した。明治5年10月,
 
村社に列格。同31年,暴風雨により覆殿破損につき取り除く。同42年,
 中勢井の六所神社,字中上屋敷の荒神社,字笠上の社宮社を本社に合祀。
 大正2年,同字荒神社と素戔鳴神社を本社合祀。同年6月,八名井神社と改称
11 熊 野 三 社 15 八名井 伊弉諾尊
伊弉册尊
事解男命
速玉男命 
 創建は不明。明治6年,廃却となったが請願により,同13年復旧公許。
12 八 幡 神 社 11 中宇利 誉田別尊(ほむだわけのみこと)  創建不明。明治5年10月,村社。昭和4年,覆殿を改築。
 同29年,社殿および社務所を改築。
13 白 山 神 社 15 中宇利  白山比咩命(しらやまひめのみこと)  創建不明。明治4年廃却。同10年,据置公許。
14 大 脇 神 社 15 庭 野 建速須佐之男命(たてはやすさのおのみこと)  創建不明。明治4年公布により廃却。請願により同10年,据置公許。
15 牟呂用水神社 15 八名井 水波能米神
天水配(分)神
国水配(分)神
功労者38柱
 牟呂用水開発の事業を明治20年発起。再三の水害に遭遇したが,同27年に
 完成。先覚者の遺徳を偲び,八名井金沢,賀茂の三ヶ村にて,昭和5年霊殿を
 建立。用水は同42年,近代的に整備された。明治百年を記念し,新たに社殿
 を建て,先覚者の霊を祀る。